「今後3年間に8888デモの再現がありうる」  民主派学者が予言

 在日ミャンマー市民協会代表理事の タンスィウさんが ミャンマーを 出国したのは、1988年。当時、ヤンゴン大学で 地理学を教えていた 彼は、軍事政権に 反対する 大規模 民主化運動に 参加しました。仲間が 次々と 逮捕され、身に危険を感じた彼は、日本に 亡命しました。

 88年 8月 8日に 起きたデモは、62年から 25年以上に 渡る 軍の 圧政に 我慢に 我慢を 重ねた 国民の 不満が 爆発した もの でした。ミャンマー 全土を 巻き込む 史上空前の 反政府運動に 発展 しました。95% 以上の 国民が 参加したと 言われて います。

 民主化を 求める 人々の リーダーに 祭り上げ られたのが、アウンサウンスーチー女史でした。デモの 先頭に 立って 歩いた 彼女でしたが、やがて デモは 鎮圧され、彼女は 軟禁され ました。

 現在 ミャンマーを 統治している 軍事政権は、ほとんどの 国民から 支持されて いません。国民の 90%が スーチー派の 民主化勢力を 支持していると 言われて いますが、それでも 軍事政権が 倒れないのは、憲法に 守られて いる から です。

 現在の ミャンマー憲法では、国会の 議席の 25%は 軍の 関係者が 占める ことに なって います。民主化勢力は この憲法を 変えようと して いますが、憲法改正の ためには 議会で 76%以上の 賛成が 必要に なり ます。これでは 国民の 欲求不満は 募る ばかり。

「この 現状を 打破する ためには 力づくで 権力を 奪還する 以外 ない――という 声が、日増しに 高まって いる。今年 11月の  選挙 終了後から 2025年の 総選挙までの あいだに、8888デモの 再現が ありうる」

 タンスィウさんはそう予言します。

Access⇒ミャンマーレストラン「スィゥ・ミャンマー」

Takada3-5-7, Shinjuku,

Tokyo

Tel:03-5937-0127

 Cell:090-4964-9718

Email:than.swe@gmail.com

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