現在 日本には 約2000人の クルド人が 生活して-います。そのうち およそ 1500人が 川口や 蕨などの 埼玉県南部に 集中して-います。彼らの ほとんどは ノービザで 来日し、滞在期間が 過ぎても 帰国し-なかった 人々です。
彼らの 多くは オーバーステイで 入国管理局に 拘束され、その後 仮放免に なりました。彼らは 日本政府に 対して 難民申請を して-います-が、日本政府は 難民の 受け入れを なかなか 認めません。
仮放免の 外国人が 就労する-ことは 法律で 禁じられて-います-が、人間は 働か-なくては 生活でき-ません。だから、多くの クルド人が 当局の 許可を 受けずに 違法就労して-いました。
ところが、このコロナ禍-です。その 多くがサービス業や 建築現場などの 肉体労働に 従事していた クルド人労働者は、真っ先に-首を 切られ-ました。
「たとえ 不法滞在者で あって-も、不法就労者で あって-も、日本で 生活する 住民には 生存権が ある」－そう 考える 有志が 集まって 「クルド人の生存権を守る実行委員会」を 結成し-ました。
実行委員会は 11月1日に 川口の キューポラ広場に テント村を つくり、「生活と仕事の相談会」を 開催し-ました。メンバーには 医師、弁
護士、人権活動家なども 含まれ、在日クルド人に 対する生活、医療、法理相談などを 行い-ました。
